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西川圭史×たまじゅん部 “金沢を導く人を育てたい”

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「たまじゅん部」を通じて、大好きなサッカーに今までとは少し違うアプローチをするようになってから、数カ月が過ぎました。企画立案を通じて世の中に様々な視点があることを知ったり、インタビューに帯同することで成功者の歩みを疑似体験できたり、普段の学生生活では経験できない意義深い時間を過ごしています。  

この夏、僕たちはサッカーというプロスポーツについて、もう少し深く知りたくて、もう少し距離を縮めたくて、いくつかのJリーグチームの方々に無理を言ってお時間をいただき取材することにしました。「夏休みの自由課題」です。  

第一弾はツエーゲン金沢。代表取締役ゼネラルマネージャー(以下「GM」)の西川圭史氏にお話を伺いました。地方創生に興味ある栗田と、将来スポーツビジネスに携わりたい土屋と僕、京極が、クラブハウスへお邪魔し、古都金沢で奮闘する日常について、語っていただきました。 東大卒業後、政府系金融機関スピンアウトを経て、独立起業。そののちにGM就任という華麗な経歴の持ち主が、魅了されあえて身を投じたサッカー界とは…。ぜひご覧ください。

西川圭史(にしかわ・けいし) プロフィール

1976年生まれ。神戸市出身。株式会社ツエーゲン代表取締役GM。 
東京大学法学部卒業後、日本政策投資銀行へ入行。財務省出向などを経て同行を退職し、株式会社プレミアム・エデュケーション、一般社団法人NS人財創造機構を設立、学生に対するキャリア教育事業を起業する。2011年Jリーグを目指し専任のGM(ゼネラルマネージャー)を探していたツエーゲン金沢に加入、2014年1月代表取締役GMに就任。「街づくり」「人づくり」をテーマに明晰な頭脳と溢れる情熱でチームを牽引するリーダー。


「代表取締役GM」としての使命

京極 栗田 土屋 よろしくお願いいたします。  

西川 こちらこそ、よろしくお願いいたします。  

京極 「代表取締役GM」という肩書ですが、実際、具体的にどのようなお仕事をされているのですか?僕は漠然と将来サッカーチームのGMになりたくて、非常に興味があります。  

西川 私の仕事は…もしかすると、他のチームのGMとはだいぶ違うかもしれませんね。サッカー界でGMというと、強化部門の最高責任者で、選手としてもサッカーを経験してきた人が就くポストというイメージがありますが、私の場合、サッカーに関しては素人。中学のときに少しボール蹴っていたくらいです。どちらかというとクラブ全般的なマネジメントをやっています。メジャーリーグでも金融機関等出身の野球経験者でないGMも多くいますが、そちらに似ているかもしれませんね。社長は別に存在しますが、いわゆるオーナーに近い存在で、業務執行全般は私がやっており、組織図上、その下に強化部があります。  ですから、日頃は、チームの強化や組織のマネジメント、お金のことを考えたりしていますよ。でもやっぱり一番大きい仕事は「営業」ですよね。資金がないと何もはじまりません。スポンサーシップ、チケット販売、イベント開催…「営業」です。