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前田有紀×たまじゅん部 “ヒントは好きなことの中にある”

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サッカーと共に成長した10年

舛田:「やべっちFC」に10年間出演されていましたが、もともとサッカーに興味があったわけではないのですか?

IMG_2269前田:そうなんです、実はサッカーのことは全然わからなくて(笑)。スポーツは好きだったんですけれど、始めはJリーグのチームに何があるかも全く知らない状態で。そんな状態でいきなりサッカー番組を担当することになって、猛勉強でしたね。

舛田:どのように勉強されたのでしょうか?

前田:選手名鑑をいつも手にして、通勤の時とかずーっと読んでいましたね。スポーツ新聞を何種類も買って毎日読んだりとか、生活がもうサッカー漬けになりました。

舛田:でももともとスポーツが好きだと、知識も入ってきやすかったのではないですか?

前田:そうですね、確かに覚えるのは早かったかもしれません。でも勉強も大事なんですけど、現場に行くことがすごくすごく大事なんです。なるべく色んなチームの試合をたくさん見に行ったりとか、あと練習を見に行ったり、なんでもやっていましたね。

クロル:10年間サッカーに関わったことで、変わったことはありますか?

前田:すごくたくさんあるんですけど、1つあげるとしたら、うーんなんだろ。でも自分のアナウンサー時代の大きな柱がサッカーのお仕事だったんです。チームがわからない、ルールもわからないというところからスタートして、サッカーの試合を見たり、選手の方やサポーターの方など、いろんな人に会ったりすることで、自分自身も成長していった気がします。なのでサッカーを通じて社会人になったという感じですね。

花の可能性を追求したい

舛田:なぜテレビ朝日を辞めようと思われたのですか?

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IMG_2203前田:すごいよく聞かれるんですけど、テレビ朝日での10年はすごく楽しい10年間だったんです。でも取材を通して夢に向かって頑張ってらっしゃる選手とかを見ていて、心のどこかで「自分が本当にやりたいことって何なんだろう」と考えるようになったんですね。仕事はすごく楽しくて、会社の皆さんもいい人ばかりで、とても恵まれていたんですけど、自分に本当に向いていることとか本当にやりたいことは今の仕事なのかな?って思うようになったんですね。

そう思いだしたらもう考えが止まらなくなってしまったんです。すごく今恵まれているけれど、もしかしたらもっともっと探したら自分がこれ以上に大好きなことに出会えるんじゃないかな、と思って。そうやって考えているうちに植物の仕事をしてみたいなって思ったんです、子どもの頃から草花がすごく好きで、植物を家で育てるのも好きでやっていたので。どうなるかわからなかったけれど、本当に大好きなことを見つけるために、ちょっと踏み出してみようかなと思ったのがキッカケですね。

クロル:フラワーアーティストとして心がけていることはありますか?

IMG_2235前田:私、お花の生産者さんを周るのがすごく好きで、休みの日には農家さんに直接会いに行ってお話したりするんです。例えばバラがどのように育てられているのか、お花とどう接しているのかとか様々なんですけど。そこで知れた生産者さんの思いをお客様に伝えられるようなお仕事がしたいなと思っています。
ちょうど今年はアフリカのお花をお客さんに紹介することが多くて、アパレルブランドにノベルティとしてケニアのバラを持って行ったりしています。あとは熊本で地震があった後に、熊本のお花を買ってきてそのお花を売って得た収益を募金するっていう活動もしていました。実は熊本には良い生産者さんが多くいて、東京にもたくさん熊本のお花が入ってきているんです、でもそれって一般的には広まってないじゃないですか。今回の震災支援の活動では、普段お花を買わないような方が、熊本のお花を買いに来てくれたんですね。だから遠い地域のことを身近に感じてもらうひとつのきっかけがお花なのかなって。そういったお花を通してできることって本当にいっぱいあるなと私自身がすごく魅力を感じているんです。お花をただ売るということだけじゃなくて、お花が持っている可能性をこれからいろいろ考えて追及していきたいと思っています。